この度のコロナ禍では、多くの実地展示会や商談会はオンラインないしはハイブリッド開催へと移行し、このスタイルはそのまま定着しつつあるようです。いままで対面形式でのみ行ってきた営業や商談の内容を改めて検証して、「オンラインで実施した方が効率的なこと」「対面で行った方がより効果が期待できること」といった使い分けと最適化が進んだ結果といえるでしょう。
そんな中で、動画は実地会場でもオンライン上でも活用可能な効果的な手法ですが、当然それぞれの特性と目的にあわせた検証・計画が必要となります。同じ動画を使い回すのではなく、まず提供する場面に合わせて内容や仕様を設計することから始めるべきでしょう。そもそも実地会場では、対面でコミュニケーションを深めたり、直接商品を手に取って確かめて頂く事が優先事項であり、その上で動画を活用する必要性とは何でしょう?
まずは実地での展示内容(パネル・実物など)や案内員の配置を計画し、それを補足する機能として動画の導入計画を立てましょう。集客のためのサイネージとして活用する、商品の製造過程や機械部品の採用事例などその場では確認出来ない過程を紹介する、といった動画ならではの視覚効果や再現力を活かして様々な動画パーツを作成します。ディスプレイやタブレットなど視聴環境も多様化していますので、一箇所に滞留してじっくり動画を視聴するといったスタイルにとらわれる必要はありません。
私たちにお任せいただければ、ハイブリッド開催全体の計画に合わせて、動画の配置プランをご提案します。その結果、内容や長さの異なる複数のバリエーションの動画をご提供する場合もあります。それはじっくり鑑賞するための1本の動画ではなく、顧客にきっかけを与え行動を促すための様々な動画の断片をパッケージしたものです。
ハイブリッド開催の展示会で、もっと効果的な動画の活用方法を検討してみたいというお客様は、ぜひ一度私たちにご相談ください。