一度は企業広報動画をプロに依頼して制作するつもりでも、その後の運用は社内で行いたい、そんなご要望はありませんか?
確かに自前のスマートフォンでも手軽に高画質の撮影が可能となったいま、社内で動画制作を行うこと自体はまったく問題ありません。ただし、企業公式動画であるからには留意して欲しいポイントを、以下に挙げてみました。
1.外注する動画と内製する動画の使い分けを明確にしよう
企業のビジョンやミッションを伝える重要な動画はプロに依頼し、日常的に発信するSNS用の動画は社内で制作するなど、適材適所で使い分けます。全社的なイメージ戦略が意識されていれば、社員が撮影したプライベートな雰囲気の動画も効果的に活用することが出来ます。
2.公式動画のテンプレートを用意しよう
すべての動画に共通で使用可能なモーションロゴや画面のテンプレートをCI/VIガイドラインに沿って作成しておきます。社内でラフに撮影された動画でも、そのようなテンプレートを付加することで、企業広報動画としての信頼感を持たせることが出来ます。
3.「固定」と「移動」を使い分けよう
管理職のインタビューは三脚に据えてキチッと撮影する、現場担当者が自ら職場を紹介する場合は手持ちの移動カメラで撮影するなど、撮影の意図やシーンにあわせて「固定」撮影と「移動」撮影を使い分けましょう。
4.撮影担当者の所属を明確にしよう
一見プライベートな動画のように見えても「総務担当のAさんが昼食のメニューを撮影しました」という様に所属や状況を明確することで、企業広報動画としての位置付けが明確になります。
5.社内運用だからこその手軽さを活かそう
慣れない撮影で動画が中途半端だったり、インタビューの音声がうまく収録できていない場合でも大丈夫。社内運用だからこその手軽さで、追加撮影したり、後から自分でナレーションを入れたりして、オリジナルな発想の動画でアピールしましょう。
当社では、動画メディアの自社運用もサポートしております。撮影方法や機材の選択、編集のコツまでアドバイスを行っております。お気軽にご相談ください。